2010.02
【著者:千葉 隆弘】
ショップが日本のクラシック文化を支える(1/3)
昨年12月19日から公開されている映画版『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』ですが、私も劇場で観てきました。公開開始からすでに1ヶ月が経過しているというのに、いまだにすごい盛況ぶりです。配給元の東宝の公式発表によると、観客動員数は延べ270万人、興行収入は32億円を突破したといいます(1月20日現在)。
今回は、この数年のクラシック・ブームの立役者とも言える『のだめカンタービレ』の話題からスタートしましょう。
「のだめ現象」とクラシック・ブーム
クラシック音楽をテーマとした漫画『のだめカンタービレ』(原作:二ノ宮知子)は、講談社の女性コミック誌「Kiss」にて2001年から2009年まで連載されました。コミック単行本(全23巻)の発行部数は累計3,000万部を超え、20代~40代の女性を中心として、今も多くの読者に人気を得ています。
この作品のテレビドラマ化は2006年のことでした。フジテレビ系のいわゆる「月9枠」で2006年10月から12月にかけて放映され、平均視聴率は18.9%を記録(関東地区:ビデオリサーチ調べ)。2008年正月のスペシャル編を経て、昨年12月にはドラマ完結編としての映画版「最終楽章 前編」が公開。そして今年4月17日から公開予定の「最終楽章 後編」でついにフィナーレを迎えます。
ドラマ化から映画化へと進展していく過程で、サウンドトラックCDも次々にリリースされました。収録曲にはクラシックの名曲たちが並びます。特にドラマ主題曲となったベートーヴェンの「交響曲第7番」やジョージ・ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」は、『のだめ』ブームをきっかけに、一般のユーザーにもおなじみの曲となりました。







