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2017.7

【著者:行 達也】

○○に○○を持ち込むな その2 (1/2)

前回、『音楽に政治を持ち込むな!』について徹底的に言及しましたが、最近、つくづく思うんです。この『音楽に政治を持ち込むな!』と叫ぶ若者に対して「オマエらロックをわかってない!」と嘆く大人の意見は「だからゆとり世代の連中は!」と言ってる人たちのソレと大して変わらないんじゃないかと。要するに若者たちが自ら望んで音楽から政治を排除したワケでもなければ、ゆとり世代になりたくてなったワケでもないということです。

つまり、今を生きる若者たちに対して音楽と政治を切り離させたのは他でもない、我々オトナの責任なのであると。「責任」と言ってしまうともうそのこと自体が「悪」ということになってしまいますが、若者たちにとっては「なんで純粋に音楽を楽しみたいのに、そんな政治なんて胡散臭いネタを放り込んでくるんだよ」ぐらいのもんでしょう、おそらく。いや、もちろんこっちからしてみれば「そもそものロックの成り立ちを知らないくせに偉そうに語ってんじゃねえーよ!」っていう気持ちだってあります。でも彼らにしてみれば、彼らが生まれてから周りに流れていた音楽にそういう匂いがしなかったんですね、きっと。先日もテレビの某ヒップホップのバトル番組を観てたのですが、ヒップホップの成り立ちからして、ポリティカルな要素は欠かせないものだと思っていたら「オマエの言い回しがマジつまんね」とか、ただのクソヤンキーが早口でダジャレ合戦やってるだけの低俗なモノに成り下がってました(ってこの番組周辺だけだと信じたいですが)。そう、反体制だったはずのヒップホップですら今や政治を語ろうとしないのです。

実はコレ、結構由々しきことで、先日も、地方議員に成り手が不足していて待遇を改善するというニュースが流れてきました。つまり、もはや音楽と組み合わせることはもちろん、政治なんてダサくて相手にしてられない。政治家になるなんて言語道断!なんていう若者がこれからどんどん増えていくことは火を見るより明らかでしょう。現在ですら、老害極まりない、己の欲を満たすことしか考えていない老人議員が幅を利かしている世の中なのに、これから日本はいったいどうなっていくんでしょうか?そもそも、そんな利己主義な汚いオトナのせいで政治やこれからの社会に夢も希望も持てなくなってしまったのですけどね。

そうやって考えると芸術と社会を結びつけることを拒否してしまう子供たちを作ってしまったのは、薄っぺらいラブソングばかりを垂れ流してきた音楽業界だということは前回のコラムで散々叩きましたが、それだけではなく政治=利権ビジネスというイメージを作ってしまった、今の政治家たちとの共同責任といえるのではないでしょうか?

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