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2017.7

【著者:村松 行人】

パッケージ・可能性への挑戦
③SVOD市場の拡大とレンタル店(1/4)

Netflixが警戒するAmazonの脅威

Amazon.comといえば書籍のネット通販からスタートしてあらゆる商品のeコマース、さらにクラウドサービスまでと多角的に事業領域を広げて急成長が止まらない最先端企業ですが、最近はSVOD(映像ストリーミング・サービス)の市場でもAmazon Prime Video がNetflixの独走を阻む強敵としてその存在感を強めています。

米国のニュース専門チャンネルCNBCのインタビューに応えたNetflixのCEOリード・ヘイスティング氏は最近のAmazonの動向について「Amazonは恐ろしい」「彼らはどうやってあんなに多くのビジネスをうまく運営できるのだろうか」等とコメントしています。

ヘイスティング氏の警戒はAmazonの最近のオリジナル・コンテンツへの総額45億ドルもの投資です。Amazonはコンテンツ制作部門Amazon Studioを持ち、外部の制作会社等と組んでオリジナル・ドラマや映画を制作・配信しています。最近では3シ-ズン分で2億ドルを費やしたTVドラマ『The Grand Tour』』、人気作家トム・クランシー作のアクション『Jack Ryan』、LGBTを扱ったコメディドラマ『Transparent』等があります。これまで魅力的なコンテンツを武器に急成長してきたNetflixのお株を奪う展開です。

ヘイスティング氏は「Amazonのオリジナル・コンテンツへの多額な投資はストリーミング市場の拡大に寄与するだろう」などと語っていますが内心は穏やかではないでしょう。2016年のAmazonの売り上げ規模は約1,360億ドル、一方Netflixは約88億ドルですから両社の売上には10倍以上の差があります。業態が違いますから一概には比較できませんがAmazon Prime VideoがSVOD市場で本気になればNetflixに勝ち目はないかもしれません。

それだけでなくAmazonはNetflixが手がけていない「スポーツ・ライブ」というジャンルにも進出します。米国で最も人気のあるアメフトリーグNFLの毎週木曜日の試合のライブ放映がAmazon Prim Videoで始まります、配信権料は10試合分で5,000万ドルとか。

SVODは低料金の映像サービスですから、低所得層や若い人たちも多数視聴契約しています。Netflixを解約してAmazon Prime Videoと契約することは簡単ですから、これからはコードカット(以前話題となったケーブルTVとの契約を切ってストリーミング・サービスと契約する)に代わってストリーミング・サービスの契約先を更新するユーザーが増えるかもしれません。

米国では電波から配信へ、CATVからSVODへと家庭のテレビのインターネット接続が本格的に普及してきました。このトレンドは米国消費者のお茶の間テレビを巡ってテレビ事業者(地上波、ケーブルTV、衛星放送)とSVODサービス事業者の間で争奪戦が始まっているということでもあります。テレビ局にとっても、SVODに負けない魅力的なコンテンツで視聴率を上げる事が最優先重要課題となってきたということです。

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