2010.03
Vol.135(1/4)
【著者:おすぎ】
「しあわせの隠れ場所」、「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」、「ハート・ロッカー」、「NINE」
実際にあった話を映画化「しあわせの隠れ場所」
3月も雛祭りを過ぎると〝春めいて〟きます。多分、気分的なものなんでしょうが…。
今年は〝暖冬〟だ、なんて思っていた身にとって、寒過ぎる冬の到来に、多少、ビビリました。2月はプロ野球の春季キャンプがあり、毎年仕事で宮崎まで出掛けなければならなくて、いつもなら、初夏の暖かさ、いや、熱さかと思うのに、今年は雨60%の予報がはずれ、天気はもつにはもったのですが、冬らしい温度で、屋外でイベントをする身になるとちょっぴりのツラさがありました。東京も、それなりに冬っぽかったりしたし、月一回の札幌も常に雪が舞う状態でした。だから余計、春が待ち遠しいのかもしれません。
2月の下旬に公開された映画で、よく出来ているなあと思ったのが、あのサンドラ・ブロックが〝ゴールデングローブ賞〟で〝主演女優賞〟を受賞した「しあわせの隠れ場所」(これ、日本語のタイトルが今いち、センス悪しであります。原題は〝ブラインド・サイド/隠れた側面〟というものです)。これはマイケル・ルイスが書いた〝ブラインド・サイド/アメフトがもたらした奇蹟〟をジョン・リー・ハンコック監督が映画化したものです。
ストーリーは実際にあった話で、アメフト全米代表のスター選手、マイケル・オアーが、父親も知らず、母親と引き離され、家も寝るところもない少年だった日に、偶然知りあった白人のインテリア・デザイナーと彼女の夫の企業家のもとに引き取られ、彼らが後見人となって、高校のアメフトで頭角をあらわし、全米の大学のスカウトの目にとまりスターになるまでの紆余曲折を描いたスポーツ・ヒューマンドラマであります。この白人の女性、リー・アンを演じるのがS・ブロックで、あの感情のまったく無い顔の存在が、今回は良い方に働いていて、金持ちのパトロンという立場にピッタリしたのです。見ていて、嫌味の無い映画になっています。マイケルには本作がメジャー映画デビューとなるクイントン・アーロンで、こちらも注目株であります。








