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コラム

2018.6

【著者:村松 行人】

コンテンツ大競争時代が来た
④踏ん張りどころのパッケージメディア(1/4)

業績のスローダウンに歯止めをかける

先日、しばらくぶりに行った近くのTSUTAYAさんにセルフレジが3台導入されていました。昨年夏あたりから都心などでは見かけてはいましたが、身近な場所で見ると「レンタルもいよいよ本格的なセルフ時代の到来か」と思わざるを得ません。一方、やはり近郊で20年以上営業を続けてきた独立系のP店がGWを待たずに店を閉じました。しっかりとしたアダルトの品揃えで近くの大手チェーンをはじめとする競合店とのシェア争いに勝ち抜き商圏的には地域独占店となっていたのですが市場変化には対応出来なかったのでしょうか。

こうした厳しい市場環境下ではありますが先のGWにはTSUTAYAさんやゲオさん等の大手レンタル店には例年通り沢山のお客様がつめかけて賑わっていました。大量に並んだ、洋画の『スターウォーズ』『キングスマン:ゴールデン・サークル』、邦画では『アウトレイジ 最終章』『斉木楠雄のΨ難』『鋼の錬金術師』等、アニメは『メアリと魔女の花』『ジョジョの奇妙な冒険』等々の人気の新作がフル回転状態でした。来店するお客様も若者からファミリー層、中高年齢層と幅広く、映像レンタルがまだまだ男女共に幅広い人々に親しまれていることがわかります。

その日本と違い、米国のパッケージ市場の衰退はより厳しいようです。例によりあちらの業界誌情報ですが、あるメジャースタジオの幹部が公の席上で「誰しもがパッケージの仕事に自分の時間の5%以上を費やしてはならない」と発言したとか。業界誌のコラミストは「全く理解できないコメント、確かにディスクの売上高は減っているかもしれないが、それでもデジタル配信よりも多くの収益を生み出している」とその発言を厳しく批判していましたが、残念ながらこういった発想があまり違和感なく出てくる市場環境なのでしょう。

米国では小売業者もパッケージの販売には消極的なようで、ウォルマートやベストバイ(家電量販店)等ではますます映像ソフト(DVDやBD)の売場面積を縮小しようとしているようです。またソフト再生用のハードも売られているのはサムスンの$59.95程度の普及品型のみで、これからが期待されるUHD-BDの再生デッキはどの店でも殆ど見当たらないといった状態のようです。これではパッケージ市場は縮小する一方でしょう。

そうした中で注目されているのが前回も書きましたがRedbox On Demandという新サービス、新作映画のネット配信レンタルです。VHS時代には消費者はレンタルとセルという新作映画を楽しむ二つの選択肢がありました。安い料金で新作映画を楽しむ、あるいはパッケージを購入して自分好みのライブラリーを作るという楽しみ方です。

これからはRedbox On Demand等の映像配信サービスで安い料金で映画を楽しむ(ストリーミング)か、あるいはダウンロードした作品をクラウド上にアップロードして好みのライブラリーを構築する、といった樂しみ方になるのでしょうか。

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