2018.7
Vol.235(1/3)
【著者:おすぎ】
「アメリカン・アサシン」
「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」
「ウインド・リバー」
見逃したら一生の損!!「アメリカン・アサシン」
今もKBC(九州朝日放送)ラジオのスタジオの前で、この原稿を書いています。日曜日の午後3時、セ・パ交流戦、中日対ソフトバンクの中継中、私は、この時間5時間の生放送“サンデーおすぎ”を担当しているので、野球中継が終わるまで待機という状態におります。多分、午後6時過ぎまで縛られるのでしょう。今はソフトバンク・ホークスが勝っているので、多少ご機嫌なのであります。
で、映画であります。「アメリカン・アサシン」はアメリカのベストセラー小説“ミッチ・ラップシリーズ”(ヴィンス・フリンのシリーズ2,500万部の売り上げ…)の初映画化です。
オープニング、スペインのイビサ島でバカンスの最中、ミッチ(ディラン・オブライエン)は、恋人のカトリーナの指に指輪をはめて「君を誰よりも愛している。結婚してくれ」と言い、何か飲みものを買ってこようと彼女とちょっと離れた時、複数の武装テロリストが現れ、無差別テロを開始、パニックの中カトリーナは撃たれて絶命してしまう。18ヶ月後、ミッチは総てをなげうってアラビア語を習得し、格闘技や銃撃をマスターした。イビサ島のテロの首謀者アル・マンスールを倒すため、長い月日を費やして敵を欺いて、テロリスト志願者を装ってリビアのトリポリにある組織のアジトに潜入する。マンスールと対面するが、突然アジトを米軍が襲撃し、テロリスト全員を射殺した。ミッチの行動はCIAに監視されていた。ということでミッチはCIAの極秘ミッション遂行チーム“オライオン”に加入し、元ネイビー・シールズの鬼教官スタン・ハーリー(マイケル・キートン)指導のもと、CIA工作員の特訓を受ける。そして事件が…。遂に、この間封切られた「メイズ・ランナー 最期の迷宮」のディラン・オブライエンが短い間に2本の主演作に登場であります。マイケル・キートンと火花を散らしてくれます。ふたりのやりとりも文句なく面白いがラストのクライマックス、盗られたプルトニウムから作られた核兵器がミッチの乗るボートの中で、今にも爆発しようとしている、そしてボートは海軍の艦隊を目指して走っていく…。このラスト、圧巻であります。見逃したら一生の損!!