2019.4
Vol.244(1/3)
【著者:おすぎ】
「ハンターキラー 潜航せよ」
「マローボーン家の掟」
「ある少年の告白」
3月に入り、暖かい日が続いています。来週には“寒のもどり”があると予報では言っていますが、それも2日くらいらしく“春”はもう眼の前でしょう。よく通うレストランに桜の鉢植えがあって、すでに3分咲くらいの花が可憐な姿を見せてくれています。
文句なく、必見の一本「ハンターキラー 潜航せよ」
先月の末に大腸に出来た8つのポリープを取りました。2日入院しましたが3日目の午前中に退院し、その日の昼には、鰻の蒲焼を食べても体調はスッキリしていたので手術はうまくいったと自己判断して仕事に励んでおります。
まずはコレから、「ハンターキラー 潜航せよ」です。ロシア近海で一隻の米海軍原子力潜水艦が姿を消した。ジョー・グラス(ジェラルド・バトラー)艦長率いる攻撃型原潜“ハンターキラー”は捜索に向かった先で、無残に沈んだロシア原潜を発見し、生き残っていたロシアのアンドロポフ艦長(ミカエル・ニクヴィスト)を捕虜にする。
同じ頃、地上ではネイビーシールズ精鋭部隊の極秘偵察により、ロシア国内で世界を揺るがす壮大な陰謀が企てられていることが判明する。未曾有の緊急事態を回避するため、ハンターキラーには限りなく0に近い成功率の任務が下る。それは、絶対不可侵の水中兵器ひしめくロシア海域への潜航命令でもあった。グラスは任務遂行のため、シールズとタッグを組み、禁断の作戦実行を決断するが…。世界の運命は、一隻の潜水艦に託された――。
他にチャールズ・ドネガン統合参謀本部議長にゲイリー・オールドマン、ジョン・フィスク海軍少将にコモンが顔を出しています。潜水艦同士の闘いも興味津々に見せてもらったが、ロシアの方にクーデターが勃発し、ロシア国防相ドゥロフ(ミハイル・ゴア)が「大統領は病気のため私が代行する」となり、核戦争も辞さない事態になる…という脚本も面白い。ラストも良く出来ていて、文句なく、必見の一本であります。