2018.8
Vol.236(3/3)
【著者:おすぎ】
「オーシャンズ8」
「判決、ふたつの希望」
「オーケストラ・クラス」
「輝ける人生」
少年とバイオリニストの交流に癒される「オーケストラ・クラス」
「オーケストラ・クラス」。移民の子供が多く集まる、パリ19区にある小学校へ音楽教育プログラムの講師としてやってきたシモン(カド・メラッド)。6年生の悪ガキたちにバイオリンを教えることに…。そんな子供の中に、バイオリンの才能を持った少年アーノルド(アルフレッド・ルネリー)がいた。ひとりの偏屈なプロのバイオリニストと子供の出会いを追った作品は私たちの心に何かをポーンと落とします。
とても楽しく見られる作品「輝ける人生」
イギリス映画「輝ける人生」。中高年男女が集い合ってダンスを習う教室に、まぎれこんだ裕福な階級の住人サンドラ(イメルダ・スタウントン)。姉のビフ(セリア・イムリー)と姉の男友達チャーリー(ティモシー・スポール)によって人生が変わってくる。とても楽しく見ました。
- [1]最後の最後まで豪華絢爛な「オーシャンズ8」
- [2]考えることの多さに気付かされる作品「判決、ふたつの希望」
- [3]少年とバイオリニストの交流に癒される「オーケストラ・クラス」とても楽しく見られる作品「輝ける人生」
【おすぎ】
1945年横浜生まれ。デザイナー、歌舞伎座テレビ室制作を経て、映画評論家となる。
ピーコとコンビを組み、「おすぎとピーコ」で「久米宏の土曜ワイド・ラジオ・TOKYO」など
ラジオを中心に活躍。以後、ラジオ、テレビ、講演や映画祭、トークショウ出演の他に、
新聞、雑誌、PR誌などでの映画評論執筆、対談など、多方面で活躍中。
本誌連載コラムを再録した「夢の十三夜日記」(ダイヤモンド社)発売中。
おすぎのビデ・シネプレビュー 最近のバックナンバー
- 「アメリカン・アサシン」、「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」、「ウインド・リバー」(2018年7月)
- 「オンリー・ザ・ブレイブ」、「ワンダー 君は太陽」、「メイズ・ランナー 最期の迷宮」、「ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷」、「女と男の観覧車」(2018年6月)
- 「サバービコン 仮面を被った街」、「ホース・ソルジャー」、「ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~」、「ゲティ家の身代金」(2018年5月)
- 「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」、「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」、「ダンガル きっと、つよくなる」、「ロンドン、人生はじめます」(2018年4月)
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