2018.9
Vol.237(1/3)
【著者:おすぎ】
「MEG ザ・モンスター」
「マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー」
「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」
「ヒトラーと戦った22日間」/「1987、ある闘いの真実」
「運命は踊る」
今年の夏の暑さは何だったのでしょうか。連日、摂氏35度以上の暑さ、時には38度を超える時もあり、日向を歩くのに恐怖を覚えるといっても大袈裟ではありませんでした。部屋は連日クーラーで27度くらいにしていましたから、この3ヶ月近く、電気代が半端ではありませんでした。
そんなときには、映画館のクーラーが充分効いているところで海洋パニック・エンターテイメントを見るのなんて最高でしょう。
この手の映画に出てくるJ・ステイサムは格好いい「MEG ザ・モンスター」
「MEG ザ・モンスター」。潜水艇のSOSを受けて東シナ海の海溝に潜ったレスキュー・ダイバーのジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)は、そこで信じられないほどの巨大なサメ、メガロドン(MEG)を目撃します。しかし、その事を信じるものはひとりもいなく、ジョナスは同僚を死なせた責任をとって、海難救助の仕事をやめることに…。5年後、大陸から200キロ離れた海洋研究施設。探査船が未知の海溝を発見し、責任者のスーイン(リー・ビンビン)が研究所に伝えた直後、探査船は消息を絶ってしまう。その捜索にジョナスが当たることになった。彼の元妻が探査船に乗り込んでいたためだった。そのジョナスの前に全長23メートルの<MEG>が再び姿を現したのだ…。MEG<メガロドン>は約1,800万年前から約150万年前(新生代第三期中新世~鮮新世)に実在したとされる最大級のサメ、だそうで、MEGによって研究施設は破壊され、さらに暖流に乗って、海水浴客でにぎわうビーチへと…。ストーリーは単純でありますが、MEGの暴れ方は半端ぢゃないため、ケッコウ、楽しめました。この手の映画に出てくるJ・ステイサムは格好いいのであります。
ラストの部分まで、ガマン、ガマン「マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー」
「マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー」は8月の下旬から公開されていますが、まだ公開中かしら…。今回は、娘のソフィ(アマンダ・セイフライド)が主人公であります。ただ、メインストーリーの合間にソフィの母ドナ(メリル・ストリープ)の娘時代(リリー・ジェームズ)のエピソードが挿みこまれ、多少、ウットウしくなります。しかしラスト近く、死んだはずのメリル・ストリープが突然、現われ“マンマ・ミーア”“ダンシング・クイーン”などを歌います。それまでダラダラしていた(アマンダは魅力不足だったので)画面がメリルが出現しただけでガラリと変わったのはビックリというより、やはり、大スターは持っているものが違うのだと再確認してしまいました。ラストの部分まで、ガマン、ガマンなのであります。